折角いつもより1本早いバスに乗れると思ったら、渋滞のため期待したバスがまんまと運休して結局いつもの時間のバスに乗った森本です。
皆様如何お過ごしですか?
それもこれも昨日の台風の影響なんですけどね。
電車ならその日だけで済むけど、道はそうもいかねぇ。
ヘタすりゃ連休明けも渋滞だ。
それでもめげずに行ってきました。
国立博物館。
皇室のオタカラ拝見。
森本のお目当ては伊藤若冲。
しかも展示物は「動植サイ画」フルコンプ。
まだ始まって1週間って事と、夕方ってのが良かったのか人出は少なかった方。
おかげで視姦嘗め回すように見ることができました。
やっぱり若冲、ハンパねぇ。
画集では何度も見た絵も、ナマだと迫力が段違い。
若冲の絵は精密で妥協を許さないと言われているけど、その細かさはハンパねぇ。
鳥の脚とか、羽とかずっと見ていると酔いそうなくらい。
そして構図がやっぱりパンク。
普通考えつかない構図とか、気が狂いそうなほどに咲き乱れた牡丹とか。
あと、構図とか絵のほかにも色彩がキレイ。
元の下地の色を活かして着色しているんだけど、透明感がたまらん。
特に白の使い方がたまらん!
光って見えるよ。
しかもギラギラって感じじゃなくて品のある光り方。
それは苔(?)に使っている緑も暗い色の上に明るめの緑を置いているせいか、発光しているように見える。
ああ、たまらん。
ついでに1フロアまるまる若冲ゾーン。
30幅大集結★
ここだけでおなかいっぱい。
後半戦はヨロヨロしてましたよ。
前半戦が北斎の肉筆画があったり、狩野派、琳派あたりの日本画中心ってのも敗因の要素なんだけどね。
因みに後半戦は装飾品がメイン。
後は昭和中期頃までの日本画とか。
個人的には江戸時代くらいまでの日本画の方が好きかなぁ。
象牙でできた人形は圧巻だったけどね。
花瓶とかが好きな方はこっちの方が楽しいかも。
って、今回の展示物の大半は三の丸で見れるんだけどね。
今度は宮内庁まで足を運んでみっか。
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