今年の夏は結局扇風機のお世話にならずに終わりそうな森本です。
皆様如何お過ごしですか?
今年は冷夏と言われているけど、実際のところ熱帯夜は今年の方が数日多かったらしいのに、何故か森本部屋唯一の電動清涼機器の扇風機すら出さずに終わっちゃいました。
しかも、氷の入っていないほぼ常温のコーヒー牛乳でお腹を冷やす事数知れず。
朝イチの氷水コップ一杯で地獄を見れます。(←キタナイ)
ただ単に自分が歳をとっただけなのか?
抵抗力が落ちてきたのか?
それはちょっとヘコむなぁ。
ところで今日は先週に引き続きまたもや美術館へ行ってきました。
最近、金曜は遅い時間までやってくれる所が増えてきて嬉しいね。
休日は引篭もり上等の人間にはありがたい事だ。
しかも土日祝日に行くよりも人も少ないしね。
今回はルネラリック展へ。
ラリックはジュエリーデザインしか知らなくて、作品は一点くらいしかちゃんと知らなかったけど、友人が強く推すので行ってきました。
ラリック、すげぇ。
発想がハンパねぇ。
凡人じゃ考え付かないデザイン。
人の腕が途中から羽根になっていたり、超3Dの鶏のティアラ作ってみたり。
友人が薦めるワケがよく分かったよ。
しかも細工が繊細で色も日本色に近い感じ。
ジュエリーデザインなんだけど、初期の作品って事で基本はアールデコ調。宝石はアクセント程度にしか使っていなくて、しかも当時はあまり注目されていなかったオパールとかシトリンとかで後は金で枠作ってガラスと七宝細工。
ガラスのおかげで透明感があってとってもきれい。
しかもモチーフがトンボとか。
いいよ!とんぼモチーフ。
羽ものっぺりしたやつではなく、ちゃんとあの細胞みたいな区切りがあってそこに青を基調とした七宝やらダイヤでデコレーション。
トンボシリーズは4点くらいあって思わずガン見。
時代順に展示されていて、最初はジュエリーデザインだったのが、どんどん商業ラインにのせてきてガラスの花瓶とか食器類とか最終的には車の頭につけるカーマスコットまで。
つうか、カーマスコットでイノシシはどうよ?と思ったけど、商用ならオーダー入れば造るわな。
で、この前の浮世絵展でも思ったんだけど、デザインもさることながら、それを造る職人もすごいなと。
いくらデザインがよくても技術がついてこれなかったらそれまでだしね。
職人さんにももっと脚光を浴びさせてもいいのではと最近ちょっと思ってきたのは、自分も作り手だからなのかなぁ。
あと、ラリックの作品と平行して当時の流行ファッションも数点展示してあったんだけど、これがまたカワイイ。
流石に色は焼けちゃって色がとんでいたりするんだけど、ツーピースのレースのドレスとか、刺繍入りのワンピースとかシャネルのスーツとか。
特にワンピは今着ても通用するよ!
そんくらいカワイかった!
一日立ち仕事して、その後に2時間半以上かけて観覧していたから流石に脚にきたけど、いいもの見せてもらいました!
よし!その勢いで明日はエジプト展だ!
何だ?この美術館強化月間は・・・。
喋るなとは言わない。
黙って観ろとは言わない。
でもさ、集中して見たい人もいるんだからさ、もうちょっと周りをきにして声のトーン落として喋ろうよ。
アンタ達、何しに来たの?
展示物観に来たの?それともおしゃべりしに来たの?
お喋りしに来たんなら他所へ行ってね。
自分が本気で見る時は集中して無言状態(でも脳内はフル回転)で自己完結させて、見終わってから色々感想とか言うタイプからだからかも知れないけれど、どうもお喋りの声が気になって仕方がないのよね。
来館者全員がそうってワケじゃないんだけど、数名で来るお嬢さん達がまぁ、喋る喋る。
しかも声のトーンを落とさずに。
毎回美術館とか行くと何組かいるのよね。
展示物に関してちょこと感想とかいいあうのはかまわないんだけど、それが長引いてしまいには展示物を見ないで関係ない話まで始まっちゃって、なかなか展示物の前から退かない。
あと、解説始まっちゃったりね。
こっちはアナタの解説聞きたくないからさ。
それよりも展示物を堪能したいんだよね。
そういうのは別のところでやってね。
つうかそんなに喋りたいなら、外で喋って。
お願いだから・・・・。
何か説教臭いな。
やっぱり歳とると説教臭くなるのか?
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