夏フェスラッシュも終わって、ワンマン関係のライヴの予定が入ってきた森本です。
皆様如何お過ごしですか?
一応今のところ4本は確定。
しかも1本はスパーク一週間前。
悪夢再びの予感です。
だって、久しぶりのトロンボーンだらけのイベントなんですもの。
ちっちゃいステージに30人以上のトロンボーンがひしめき合う、地獄絵巻。
そして曲はオヤクソクの「テキーラ」。ついでに振る舞いテキーラ(ストレート)
前回の夜明けの振る舞いテキーラはなかなかヘヴィでしたとも。
そして今日はキヨシローさん展へ行ってきました。
昨日に期限が明日までだと知って、慌てて行ってきましたよ。
内容は今までの衣装と写真と絵。
スチールはアルバムのジャケットのが多かったかなぁ。
デビュー当時のから、晩年のまで。
衣装は殆どがソロ時代のだったけどかなりハデなハズなのに、何故かキヨシローサンが着るとしっくりくる。
これがロックスターマジックってやつですか?
そして想像以上に細くて小さかったです。
靴も男性にしては小さい方だと思います。
結構小柄なハズなのに、ステージに立つ姿は大きかったからなぁ。
やっぱり存在が大きかったんだと確信。
あのブドーカンのステージですら、小さく見えなかったしね。
今回のメインはキヨシローさんが今まで描いてきた絵。
油絵から漫画まで。
色があるものはキヨシローさんらしく、ポップな色使い。
明るいピンクが多かったかなぁ。
やっぱりキヨシローさんにはピンクが似合うよ。
そのまんま人柄が色に表れているようで、ぐっときましたよ。
特に、カンペーちゃんの肖像画とか。
雑誌に掲載されていた漫画の原画も展示されていたんだけど、これは市販の投稿用の漫画原稿用紙を横に使って、しかも見開き2ページ使い。
更に断ち切り線も無視した、「コレ、原稿用紙使わなくてもいいんじゃね?」というものでした。
あと、高校時代に使っていたノート代わりのファイルとかも展示。
表紙を開いた1ぺーじ目には各科目の単位表。
しかも欠席可能日数と欠席数の表まで記載。
キヨシローさんの授業嫌いは有名だったけど、一応計算はしていた様子(でも単位不足は多かったらしいけど)
そりゃ、トランジスタも生まれるよな。
最後には物販で売っていたキヨシローさんの作品集(モチロン買った)のバイオグラフィの一部が掲示。
日本人初のブドーカンライヴ、数度の発禁、日本語ロックの発明などなど、日本のロック界に多大な偉業を成し遂げて、最後の最後に葬儀場で初のロックショー(参加者43000人)。
ホントに偉大な人なんだと思いましたよ。
そして結構平気になってきたと思ったけど、まだダメでした。
油断すると涙腺が緩みそうになってました。
自分が思っている以上に存在が大きかったって事なのかなぁ?
キヨシローさん展を後にしてT嬢と「茶でもするか」と外へ出たら、向かいの小さい美術館のカンバンに「浮世絵展」の文字を発見。
最近浮世絵がマイブームな森本は、なんの躊躇もなくそのまま吸い込まれていきましたとも。
今回のテーマは幕末・明治の歌舞伎役者の浮世絵。
錦絵は今で言うブロマイド。
そんなカンジなのでレイアウトとか色使いとかポーズがカッコイイ。
中には写真ぽく、光沢を出すために上から蝋を塗ったり、色もグレーっぽかったり、なかなか面白いものが見れました。
そして役者の花火観覧の図とかがあったんだけど、女形は女形の姿のままで描かれていて、T嬢に殴られるのを覚悟で言っちゃいました
「コレって、2次創作じゃね?」
だってさ、どう考えても女形のかっこうのまんまで野外で花火観覧なんかしないよ!
敵対する一座の役者同士で首で綱引きなんてしないよ!
この時代から2次創作ってあったんだね。
しかも公然で。
当時からこんなのあれば、今の時代だってあって当然だよな。
ってことは、艶本でも役者艶本とかもあったんだろうなぁ。
同じ日本人、時代が変わっても考えている事は一緒だね!
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